アグリ・コミュニティビジネス
こんにちは。
来週から梅雨明けだと聞いて盛り上がっているIMO-14002です。
本日は最近読んだ本の感想をしたいと思います。
この本を読んでみた。
2011年の本です。
著者は
大和田 順子
82年学習院大学文学部哲学科を卒業。
一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス共同代表。
各地の農村を歩き、農工商連携、都市農山村交流を通じた地域活性化の研究と実践携わる。
参考になると思って読みましたが・・・
アマゾンで中古で取り寄せてみたんですけど、やはり中古なので情報が古いのは否めません。
作者がロハスを専門にされているのでかなり偏っているとの印象を受けました。
自然保護・有機農業・無農薬などその手の方が書きそうなネタばかりでした。
本の9割は上のような農業をされている方の体験談でまあ、はっきり言ってネットで探せばいくらでも拾えるような美談ばかりです。
コウノトリ保護
地産地消弁当
コミュニティカフェ
このような話ですが
「う~ん、本当にビジネスとして成り立つんかいな?」
といったところが感想です。
耕作放棄地の開墾ツアーはアリだと思う。
その中で都市の人に耕作放棄地を耕して元通りの畑に戻すという企画をしているところがありました。
人が来るんですねこんなことで
金を払ってまで開墾ツアーに参加する。
農家の方たちからすれば考えられないことですが
都市の人は毎日の生活に疲れているのでしょうか?
自然の中で体を使って、荒地を畑にする達成感が受けているとのことです。
分析する。
ほんの最後にSWOT分析が紹介されてました。
組織の強み(Strengths)
弱み(Weakness)
機会(Opportunities)
脅威(Threats)
上の2つは内部環境、下は外部環境でこの4つの要素を検討しながら商品、販売方法、価格などを決定していく。
そういえば、商工会議所の創業塾でしてたなあと想い出しました。
上の開墾ツアーなどはかなり分析ができていると思います。
耕作放棄地の増加という脅威を機会に変えているところがうまくしたなという感じです。
違う考えの方で耳を傾けることが重要。
はっきり言うとこの作者と私の考えは違います。
有機・無農薬・環境保護を私は重要視していません。(このことは別の機会で話すことにしましょう。)
ただ、違う考えの方の中にも取り入れれる、参考になる部分はあります。
みなさんはどう思いますか?
また、機会があれば書評を書いていこうと思います。
今回もIMO-14002のブログをお読みいただきありがとうございました。
#農業 #有機 #無農薬 #アグリ・コミュニティ・ビジネス